ヘーゲル 自由と普遍性の哲学

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ヘーゲル 自由と普遍性の哲学

河出文庫 に6ー3
西研 著
河出書房新社
文庫

ヘーゲル哲学の最大のテーマは、自由である。彼は、自由の可能性をもっとも深く考えた哲学者の一人であり、そのメッセージは決して古びていない。『精神の現象学』、『法の哲学』…難解とされるヘーゲル哲学を丁寧に読みほぐし、現代の私たちに響く思索としてたぐり寄せた名著『ヘーゲル・大人のなりかた』を改題・大幅増補した決定版。(引用)

目次
序章 ヘーゲルってどんな人?
第1章 人々が熱狂した近代の夢―自由・共同性・道徳性
第2章 愛は世界を救えるか
第3章 自己意識は自由をめざす―『精神の現象学』の構想
第4章 わがままな意識は大人になる―自己意識から理性への歩み
第5章 私と世界の分裂と和解―精神の歴史的な歩み
第6章 制度の根拠はどこにあるのか―家族・市民社会・国家
終章 ヘーゲル哲学をどう受けつぐか

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