哲学関係の新刊書を中心にご紹介しております。ご購入の参考にして頂ければ幸いです。

わかりあえない他者と生きる
わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学 差異と分断を乗り越える哲学マルクス・ガブリエル 著大野和基、月谷真紀 訳PHP新書 1302PHP研究所 多様性の尊重が叫ばれると同時に、人々の分断が加速する...

〈ほんもの〉という倫理
〈ほんもの〉という倫理 近代とその不安 近代とその不安チャールズ・テイラー 著田中智彦 訳 ちくま学芸文庫 テー16ー1筑摩書房 近代社会に特有の、三つの不安がある。第一に、個人主義により道徳の地平が消失すること。...

友情を哲学する
友情を哲学する 七人の哲学者たちの友情観戸谷洋志 著光文社新書 1243 友情とは、互いが友情を認め合うことで成立する関係である。ならば、互いが友情をどのように定義しているかによって、その関係性はまったく異なるもの...

習慣と脳の科学
習慣と脳の科学 どうしても変えられないのはどうしてかラッセル・A・ポルドラック 著神谷之康、児島修 訳 みすず書房 過食やスマートフォンの使いすぎから、飲酒や喫煙、果ては依存性のある薬物の使用まで、一度習慣づいた行...

マックス・シェーラーの倫理思想
マックス・シェーラーの倫理思想 <倫理的人格の生成と存在>の視座から岩谷信 著東北大学出版会 人は、愛されて愛を知り、愛し返して初めて“人間”となる。愛とは、愛する相手の存在を無条件的全体的に肯定することであり、し...

自由の権利 民主的人倫の要綱
自由の権利 民主的人倫の要綱アクセル・ホネット 著水上英徳、大河内泰樹、宮本真也、日暮雅夫 訳叢書・ウニベルシタス 1153法政大学出版局四六判 正義論を再創造する。友情、性愛、家族といったパーソナルな関係、市場経...

『啓蒙の弁証法』を読む
『啓蒙の弁証法』を読む 『啓蒙の弁証法』を読む岩波書店上野成利、高幣秀知、細見和之 著四六判 啓蒙の極限たる最高の知的段階に達したかに見える文明が、なぜナチスという野蛮に転化したのか―。ホルクハイマーとアドルノの主...

親切の人類史-ヒトはいかにして利他の心を獲得したか
親切の人類史 ヒトはいかにして利他の心を獲得したかみすず書房マイケル・E.マカロー 著的場知之 訳四六判 人間の「利他の心」の存在はどのように説明できるだろう? 一筋縄ではいかないこの問いに、進化生物学と慈善の歴史...

道徳は本当に教えられるのか
道徳は本当に教えられるのか 未来から考える道徳教育への12の提言田沼茂紀 著東洋館出版社四六判 目次 第1章 だれが学ぶのかコミュニティベースで構想する道徳教育の可能性―主体性の教育から当事者性の教育への転換...

宗教哲学講義 講談社学術文庫
宗教哲学講義 講談社学術文庫 ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル 著山﨑純 訳講談社学術文庫 2749講談社 目次凡例日本語版への編者序文 ヴァルター・イェシュケ訳者まえがき【ヘーゲル 宗教哲学講義(一...

帝国の時代 新装版
帝国の時代 1・2 新装版 エリック・J・ホブズボーム 著野口建彦,野口照子 訳みすず書房2023-01-07 歴史家ホブズボームによる、『革命の時代』『資本の時代』に続く本書『帝国の時代』は、フランス革命...

道徳形而上学の基礎づけ
道徳形而上学の基礎づけ 最新の研究を取り込み、未来へと開かれた新訳イマヌエル・カント 著御子柴 善之 翻訳人文書院2022/12/19発売 「あたかも君の行為の格率が君の意志によって普遍的自然法則になるべきであるか...

ヒトは〈家畜化〉して進化した
ヒトは〈家畜化〉して進化した 私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか 自己家畜化仮説が明かす、人間の進化と繁栄、そしてその代償とは?他の人類はすべて絶滅したのに、なぜヒトは生きのびて繁栄することができたのか?なぜヒトは他者と...

進化と人間行動 第2版
進化と人間行動 第2版 長谷川寿一、長谷川眞理子、大槻久 著 東京大学出版会A5判 目次第2版まえがきI 進化とは何か第1章 人間の本性の探求1 生物としての人間2 遺伝と環境――古くて新しい問題3 進化的人間理...