現代哲学の言語理論で論争の対象となった問題、“固有名は豊富な意味内容を保持するか否か”をめぐってぶつかり合う記述主義と因果説を再検討する。(引用)
第一章 記述主義の基本的な枠組み
はじめに
第一節 ゴットロープ・フレーゲ
1.フレーゲの企図
2.フレーゲによる指示の枠組み
第二節 ジョン・サール
1.サールの議論
2.サールによる指示の一般論
第三節 フレーゲとサール
第二章 記述主義による固有名論―クラスター説
はじめに
第一節 固有名がなぜ問題になるのか
第二節 サールの分析
第三節 問題の解消
第三章 記述主義への批判―指示の因果説
はじめに
第一節 ドネランによる議論
1.確定記述の二用法
(1)固有名の指示への批判/(2)歴史的説明説
2.少考―サールとドネランの見解の差異―曖昧さについて
第二節 クリプキによる見取り図
1.固有名の指示
2.自然種名の指示
第三節 ヒラリー・パトナムによる「双子地球」と実在
1.双子地球と言語的分業
2.水がH2Oであることの論理的必然性
3.実在論と非実在論
4.少考―記述の性質について
おわりに
第四章 因果説への反論―サール
はじめに
第一節 志向性―言語行為論からの発展
第二節 ドネランへの反論
1.確定記述の二用法の区別に対して
2.歴史的説明説に対して
第三節 クリプキへの反論
1.総論
2.反例への応答
3.固定性(rigidity)について
おわりに
補論 マッカイとドネランの応酬より
はじめに
1.マッカイとドネラン
2.応酬より
第五章 指示対象再考―ローティとハンソン
はじめに
第一節 「指示対象」の存在
第二節 「存在」の検討
第三節 「見ること」の検討
おわりに
終 章
はじめに
第一節 本章までのふりかえり
第二節 関連する諸問題
1.「保証された主張可能性」の可能性
2.信念の性質
おわりに
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