新装版 アーレント=ハイデガー往復書簡
本書に切り取られた時間は50年。その間、三つの「高まり」の時期があり、本書もそれに沿って構成されている。第一期は最初の恋の体験。それはおずおずと内気だったアーレントにとって、「カプセル」内で孤立する自縛からの解放であり、ハイデガーにとっては、「デモーニッシュなもの」に掴まれた体験で、彼はこの力を『存在と時間』の執筆に創造的に活用することになる。(引用)
1925-75年の手紙とその他の文書
まなざし
再会
秋
エピローグ
補遺
文書1から168までについての注記
遺稿からの補足的記録文書
編者のあとがき
訳者あとがき
人名索引
文献一覧
略号/略記されている引用文献
アーレントの言及されている著作
ハイデガーの言及されている著作
収録文書一覧
ハイデガーの詩
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