三省堂古書間 早春古書市

2020年02月28日 ~ 2020年03月16日まで

三省堂書店 8Fにて早春古書市が開催しております。

今回の早春古書市では、哲学堂書店では出品をガラリと一新して文庫・新書をメインに出品いたしました。

ほぼ新品に近い品物をピックアップいたしましたので定価で購入よりも安く入手いただければと思います。

 

コロナウィルスの関係でイベント開催が自粛ムードの中ということですので、

会場に行かなくても出品の品物が見えるように棚の画像をご用意いたしました。

お近くにお寄りの際はぜひお立ち寄りくださいますようお願い申し上げます。

 

三省堂書店4階 古書館にも常設棚を設置しております。合わせてご覧いただければ幸いです。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

早春古書市 棚画像

『世界の名著』他 フロイト著作集も出品いたしております。

買取の一場面にて

先週あたりだったでしょうか、一人目の買取査定を終え、次の買取査定のため箱を開けていたところ、庄司浅水氏の著作集をみつけたため写真を一枚とってしまいました。

庄司浅水氏は書誌学研究家・書物研究家として「本の歴史」や本や古書にまつわる著書で有名で、私自身も大変勉強させてもらっいました。(ノンフィクション作家でもある)

私が学生時代のときには古書で全巻を購入し、今も大切に保管してあるので、買取中に見つけたのが何かうれしくなってしまいました。今回は一巻だけでしたが、きっとこのお客様も本が好きに違いないと勝手に思ってしまいました(笑

私はそこまで蒐集家ではないのですが、中でも限定本で庄司浅水『本の歴史』があります。本革装丁で限定300部の内の一冊を保有しています。

ところが庄司浅水著作集は何かプレミアムな物でもなく、普通に現在も高値(限定版は高いです)でなく入手可能な本です。現在なお類を見ないといいますか、研究者がそもそもいないといいますか、昭和58年以降から似た著作が出版された形跡がないため、本について包括的な知識を得るには今尚、庄司浅水著作集は大切な情報源なのではないかという気がします。需要がないから必要ないんだということかもしれませんが、私自身は非常に新しい物を作りたい気持ちがあるんですよね。または作成に携わりたい気持ちといいましょうか。斎藤昌三氏の斎藤昌三著作集 全5巻もさることながら、庄司浅水著作集も紙面の都合なのかわかりませんが参考文献(reference)がないところも、もったいないと思います。斎藤昌三⇒庄司浅水⇒・・・

しかし年々読書をする人が減っているようで、2018年2月26日 日本経済新聞では”全国大学生協連が1日の読書時間について大学生の53%が「ゼロ」と回答したとの調査結果を発表した。” とあります。日本経済新聞

この調査結果の「1日」というのもバイアスがかかって認識してしまうところがありそうで、一週間の期間ならどうなんでしょうかね。

買取中のふとした出来事がきっかけでこのような話をしてしまったわけですが、いろいろな本を買取いたしておりますので、ぜひ不要になられた本や読み終わった本などがございましたら、「哲学堂書店 買取サービス」をどうぞ宜しくお願いいたします。