認知語用論の意味論

認知語用論の意味論

認知語用論の意味論

真理条件的意味論を越えて
Linguistic Meaning,Truth Conditions and Relevance. The Case of Concessives(2005)
コリン・イテン 著
武内道子、黒川尚彦、山田大介 訳
2018年6月5日 発売中
ひつじ書房

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従来の真理条件に基づいた意味論を却下し、認知語用理論としての関連性理論の、概念的意味対手続き的意味の区別に基づいた言語的意味論の書。手続き的意味の本質とその後の広がりを理解するための礎となる。

第1章 言語的意味と真理条件
1.1 言語と世界
1.2 言語的意味への真性に基づくアプローチ
1.3 言語的意味決定不十分性の挑戦
1.4 「非真理条件的」言語的意味
1.5 「非真理条件的」言語表現
1.6 「非真理条件的」言語表現の意味論的クラス

第2章 「非真理条件的」意味への諸アプローチ
2.1 真理条件的枠組みにおける「非真理条件的」意味
2.2 フレーゲ:意義、指示、トーン、発話の力
2.3 カプラン:意味の意味論と使用の意味論
2.4 前提によるアプローチ
2.5 発話行為理論
2.6 結論

第3章 関連性理論と「非真理条件的」意味
3.1 イントロダクション
3.2 関連性と(意図明示的)伝達
3.3 概念的情報と手続き的情報
3.4 明示的伝達と非明示的伝達
3.5 関連性理論と真理条件
3.6 「非真理条件的」意味の多様性
3.7 結論

第4章 否認、コントラスト、訂正:butの意味
4.1 譲歩性とその表現
4.2 P but Qの解釈
4.3 あいまい性分析
4.4 いくつのbutがあるのか
4.5 グライスのbutの考え方
4.6 概念か手続きか
4.7 Butの機能的単義性の見解
4.8 関連性理論による分析に向けて
4.9 顕在的想定の否認

第5章 譲歩と否認:although の意味
5.1 Butとalthoughの違い
5.2 Q although P / Although P, Qの解釈
5.3 Althoughの意味への伝統的アプローチ
5.4 関連性理論による分析
5.5 Q although P対Although P, Q
5.6 But 対although再訪

第6章 Evenとeven if
6.1 譲歩的条件文
6.2 出発点:Bennett (1982)の分析
6.3 合意点と争点
6.4 全称的分析
6.5 代替案としての存在的分析:Francescott(1995)
6.6 評価
6.7 Evenの尺度的分析
6.8 Evenの手続き的尺度分析
6.9 譲歩性再訪

結章
意味論的無垢、合成性、認知
手続き的意味

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