「蓋然性」の探求

「蓋然性」の探求

古代の推論術から確率論の誕生まで
ジェームズ・フランクリン 著
南條 郁子 翻訳
2018年5月17日 発売
みすず書房

蓋然性」の探求

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「確率の歴史に関する本をずいぶん読んできたが……本書は他書を凌ぐ、それも、はるかに凌ぐ本だ。確率論の土台となったアイデアだけでなく、確率概念の真の哲学的起源についても、この本のように深部まで提示したものは、私の知るかぎり他にない。」──ナシーム・ニコラス・タレブ

■「蓋然性」(probability)とは「確からしさ」のことであり、これを数学的に純化することにより「確率」の概念は生まれた。本書は1654年に確率の数学が発見される以前の二千年以上にわたる蓋然性の歴史を、法・科学・商業・哲学・論理学を含む圧倒的に広範な領域で調べ上げ、ハッキングの『確率の出現』の成功以来信憑されてきた単純すぎる確率前史を塗り替える。

■確率概念の淵源として、これまで軽視されていた法理論やスコラ学の役割も本書は丁寧に掬い上げている。また、リスク評価と保険のルーツを掘り起こす第10章「射倖契約」や、数学的確率が産声をあげる場にクローズアップする第11章「サイコロ」の内容は、今後どのような視座から確率史を語る場合にも外せない起点となるだろう。

■法理論の分野で証拠の計量法を考え抜いたバルドゥス(2章)、時代に300年先んじて「相対頻度に基づく蓋然性」のアイデアを着想していたオレーム(6章)、アリストテレス的世界像全体の蓋然性の低さを論証したオートレクール(8章)をはじめ、著者はパスカル以前に蓋然性をめぐって非凡な洞察がなされた事例を数々見出している。この一巻は、タルムードからいかさま賭博の指南書に至るまでの幅広いテクストに賢哲たちの苦闘の跡をたどり、彼らの推論術と叡智にふれる旅でもあるのだ。

第1章 古代の証明法
エジプトとメソポタミア/タルムード/ローマ法――証明と推定/インドの法

第2章 中世の証拠法――嫌疑、半証拠、審問
暗黒時代の神判/グレゴリウス改革/註釈学派の発明――半証拠/カノン法における推定/証拠の等級と拷問/後期註釈学派 バルトルスとバルドゥス――理論の完成/異端審問/東方の法

第3章 ルネサンスの法
ヘンリー8世の結婚無効化問題/テューダー朝の反逆罪裁判/大陸法――推定のあつかい/魔女審問/イングランドの法理論と理性的人間(リーズナブル・マン)

第4章 疑う良心・道徳的確実性
悔悛と疑い/蓋然主義の教義/スアレス――陰性の疑いと陽性の疑い/グロティウス、シロン、国家の道徳性/ホッブズと攻撃のリスク/恥知らずな弛緩主義/イングランドの良心例学は中道を行く/フアン・カラムエル――弛緩主義のプリンス/パスカルの『田舎の友への手紙』

第5章 弁論術、論理学、理論
古代ギリシアの蓋然性の語彙/説得術を売るソフィストたち/アリストテレスの『弁論術』と論理学/『アレクサンドロスに贈る弁論術』/古代ローマの弁論術――キケロとクィンティリアヌス/イスラムの論理学/スコラ学の弁証的三段論法/日常言語のなかの蓋然性/人文主義者の弁論術/後期スコラ学の論理学

第6章 ハードサイエンス
観測と理論/アリストテレスの偶然排除論法/観測結果を平均した古代ギリシアの天文学/理論の単純さ/ニコル・オレームと相対頻度/コペルニクス/ケプラー――観測結果の調和/ガリレオ――コペルニクス仮説の蓋然性について

第7章 ソフトサイエンスと歴史学
『人相学』/占いと占星術/医学の経験学派と薬効試験/タルムードとマイモニデス――多数派原理/土着の平均法と品質管理/生物学の実験/歴史書の権威/文書の真贋/ヴァッラと「コンスタンティヌスの寄進状」/カノと真の歴史のしるし

第8章 哲学――行為と帰納
カルネアデスの緩和懐疑主義/エピクロス派――しるしに基づく推理/帰納懐疑論とアヴィケンナの回答/トマス・アクィナスの傾向性理論/スコトゥスとオッカム――帰納について/オートレクールのニコラ/西洋の衰退/ベーコンとデカルト――確実性か? 道徳的確実性か?/イエズス会とホッブズ――帰納について/パスカルの演繹主義的な科学哲学

第9章 宗教――神の法、自然の法
デザイン論証/教父たち/啓示による帰納懐疑論/ソールズベリのジョン/マイモニデスの創世観/自然法則は必然か?/キリスト教の適理性/パスカルの賭け

第10章 射倖契約──保険、年金、賭博
危険の値段/疑有要求――ユダヤ法/オリヴィ――徴利と将来の利得/終身年金に値段をつける/公債への投機/保険料率/ルネサンスの賭博と投機/くじ引きと富くじ/商業と良心例学者

第11章 サイコロ
古代の偶然ゲーム/中世の写本――中断されたゲームについて/カルダーノ/賭博師・良心例学者/ガリレオの小論文/ド・メレとロベルヴァル/フェルマーとパスカルの往復書簡/ホイヘンスの『偶然ゲームにおける計算』/カラムエル

第12章 結論
記号未満の蓋然性、記号への移行/蓋然性の種類とそれらの発見段階/確率論はなぜもっと早く現れなかったのか/2つのパラレル・ヒストリー/アリストテレスの影響とスコラ学者たちの貢献/思想史における法の位置/結論と教訓

エピローグ 非定量的蓋然性のサバイバル
ポール・ロワイヤル論理学/ライプニッツの蓋然性の論理学/現在まで

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

小林昌平 著
2018年4月27日 発売中
文響社

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

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「将来が不安」「お金がほしい」「死ぬのが怖い」
これらの現代人の悩みははるか昔から私たちを苦しめていた人類共通の悩みです。

であるならば、哲学者や思想家と呼ばれる、思考そのものを生業とする人たちが、これらの悩みに答えを出しているはずです。

平易な言葉で哲学を学べて、あなたの悩みが解決します。

■仕事
「将来、食べていけるか不安」⇒アリストテレスが答えを出しています。
「忙しい。時間がない」⇒アンリ・ベルクソンが答えを出しています。
「お金持ちになりたい」⇒マックス・ウェーバーが答えを出しています。
「やりたいことはあるが、行動に移す勇気がない」⇒ルネ・デカルトが答えを出しています。
「会社を辞めたいが辞められない」⇒ジル・ドゥルーズが答えを出しています。

■自意識・劣等感
「緊張してしまう」⇒ゴータマ・シッダールタ(ブッダ)が答えを出しています。
「自分の顔が醜い」⇒ジャン= ポール・サルトルが答えを出しています。
「思い出したくない過去をフラッシュバックする」⇒フリードリヒ・ニーチェが答えを出しています。
「自分を他人と比べて落ちこんでしまう」⇒ミハイ・チクセントミハイが答えを出しています。
「他人から認められたい。チヤホヤされたい」⇒ジャック・ラカンが答えを出しています。
「ダイエットが続かない」⇒ ジョン・スチュアート・ミルが答えを出しています。
「常に漠然とした不安に襲われている」⇒トマス・ホッブズが答えを出しています。
「人の目が気になる」⇒ミシェル・フーコーが答えを出しています。

■人間関係
「友人から下に見られている」⇒アルフレッド・アドラーが答えを出しています。
「嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない」⇒バールーフ・デ・スピノザが答えを出しています。
「家族が憎い」⇒ハンナ・アーレントが答えを出しています。

■恋愛・結婚
「恋人や妻(夫)とけんかが絶えない」⇒ゲオルク・W・F・ヘーゲルが答えを出しています。
「不倫がやめられない」⇒イマヌエル・カントと親鸞が答えを出しています。
「大切な人を失った」⇒ジークムント・フロイトが答えを出しています。

■人生
「やりたいことがない。毎日が楽しくない」⇒道元が答えを出しています。
「人生の選択に迫られている」⇒ダニエル・カーネマンが答えを出しています。
「夜、孤独を感じる」⇒アルトゥール・ショーペンハウアーが答えを出しています。

■死・病気
「死ぬのが怖い」⇒ソクラテスが答えを出しています。
「人生がつらい」⇒マルティン・ハイデガーが答えを出しています。
「重い病気にかかっている」⇒ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが答えを出しています。

新版 アリストテレス全集 第17巻

新版 アリストテレス全集 第17巻

政治学 家政論
アリストテレス 著
内山勝利、神崎繁、中畑正志、相澤康隆、瀬口昌久 編集・翻訳
2018年3月28日 発売中
岩波書店

新版 アリストテレス全集 第17巻

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「すべての人のうちには、自然にもとづいて共同体への欲求がそなわっている。」しからば、最も善い支配とはいかなるものであり何がそれを可能にするか。国家(ポリス)を作る社会的動物としての人間の諸相を分析し、あるべき国制を論じた『政治学』、家(オイコス)の在り方と国家の財政を論じた『家政論』(第三巻は初訳)を収める。

政治学  神崎 繁・相澤康隆・瀬口昌久 訳
家政論  瀬口昌久 訳

解 説
政治学
家政論

政治学関連地図
索 引

哲学ワールドの旅

哲学ワールドの旅

哲学ワールドの旅

伊藤邦武 藤本忠 田中龍山 山口雅広 他 著・編集

2018年4月30日 発売中

晃洋書房

哲学史から芸術や宗教まで現代文化について考えてみようと思う誰にとっても役立つよう哲学の基本について優しく教えるテキストブック

哲学って難しい?
現代のあらゆる問題について考えるのに哲学は必要不可欠な学問です。
この本は、言葉を暗記するだけでなく、自分で、そして皆で考え、悩み、「哲学的な考え方」を身につけるための入門書です。
哲学者たちとともに、思考の世界を渡り歩いてみませんか。

早稲田大学青空古本祭

早稲田大学青空古本祭

早稲田大学青空古本祭

2018年5月7日~2018年5月12日まで
10時~19時

※早稲田大学構内で開催されております。

『早稲田大学』構内・大隈重信像近くの11号館・9号館に囲まれた広場で開催しております。


会場ではクレジットカードが使用できます。(Suica、PASMOも使用可)

ぜひお立ち寄りください。

ジョルジュ・バタイユ 行動の論理と文学

ジョルジュ・バタイユ 行動の論理と文学

ジョルジュ・バタイユ 行動の論理と文学
石川学 著

2018年3月30日発売中
東京大学出版会

緊迫の20世紀を生きたジョルジュ・バタイユの思想を,「行動」と「文学」という視点から捉え直す.彼の積極的な政治活動を支えた精緻な「行動の論理」とは.第二次世界大戦を経て変化していく思索の跡を著作の丹念な読解を通してたどり,政治,文学,学知が密接に結びついたその思想の全体像を明らかにする.

・第7回東京大学南原繁記念出版賞受賞作

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序 論

第一章 武器としての論理
第一節 「逆転」への序章――『ドキュマン』誌時代の反観念主義
第二節 『社会批評』誌の時代(1)――「ヘーゲル弁証法の基礎の批判」
第三節 『社会批評』誌の時代(2)――全体主義と対決するための理論構築の試み
第四節 「コントル=アタック」と「超=ファシズム」
第五節  空間から時間へ――雑誌『アセファル』におけるファシズム論の新展開
第六節 「社会学研究会」の活動(1)――社会学の歴史的意味
第七節 「社会学研究会」の活動(2)――「悲劇の帝国」の建設に向けて

第二章 防具としての論理
第一節 戦争と神経症――第二次世界大戦後の思索へのイントロダクション
第二節 精神分析学への不満
第三節 社会学から無神学へ
第四節 哲学から科学へ――実存主義と経済学
第五節 世界戦争と自己意識――全般経済学の実践

第三章 文学と無力への意志
第一節 経験の語りと詩(1)――ふたつの供犠をめぐって
第二節 経験の語りと詩(2)――それぞれの無力に向けて
第三節 文学と無神学――その歴史的意味
第四節 権利の不在から死ぬ権利へ

結 論

ホッブズの哲学体系: 「生命の安全」と「平和主義」

ホッブズの哲学体系: 「生命の安全」と「平和主義」

ホッブズの哲学体系: 「生命の安全」と「平和主義」

著:ノルベルト・ボッビオ

翻訳:田中浩、中村勝己、千葉伸明

未来社
2018年4月25日 発売中

16世紀の大思想家トマス・ホッブズの哲学の全貌を20世紀イタリアを代表する政治哲学者ボッビオが体系的に読解し、その現代性を提示する。ホッブズ哲学が根底にもつ平和主義と市民社会論の見地から代表作『リヴァイアサン』はもとより『市民論』なども高く評価する。数多くのホッブズ論のなかでも出色の論集。ボッビオ晩年の著作、待望の翻訳。

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目次

第一章 自然法理論の概念モデル
第一節 モデルの諸原理
第二節 さまざまなテーマ
第三節 もうひとつのモデル
第四節 もうひとつのモデルの諸要素
第五節 自然法理論の概念モデルとブルジョア社会
第六節 家族と自然状態
第七節 自然法理論の概念モデル
第八節 ブルジョア家族
第九節 〔自然法理論〕への反対論
第一〇節 自然法の概念モデルの終焉

第二章 ホッブズの政治理論
一 諸著作
二 主要思想
三 方法論
四 人工的人間
五 自然状態
六 万人の万人にたいする戦争
七 正しい理性の指示
八 統一のための信約
九 主権は改変できない
一〇 主権は絶対的である
一一 市民法
一二 主権は分割できない
一三 教会と国家
一四 ホッブズとその批判者たち
一五 ホッブズ解釈

第三章 『市民論』入門
補論 『哲学者と法学徒との対話――イングランドのコモン・ローをめぐる――』入門
第四章 ホッブズの政治哲学における自然法と市民法
第五章 ホッブズと自然法論
第六章 ホッブズと部分社会
第七章 終りにあたって
補論 『ある博学なひとへの手紙という形をとって本人が書いた、マームズベリのトマス・ホッブズの評判、忠誠心、行状、宗教にかんする考察』
ホッブズ研究小史
一 ホッブズについての批判的研究史の起源と初期の頃の研究の発展
二 この三〇年間におけるホッブズをめぐる論争の諸テーマ
ホッブズについての三冊の本
解説 ボッビオのホッブズ論
訳者あとがき

著者:ノルベルト・ボッビオ
イタリアの思想家、法哲学者、政治思想史家。1935年から79年にかけてカメリーノ大学、シエーナ大学、パードヴァ大学、トリーノ大学で法哲学や政治哲学の教授を歴任し、『法の一般理論にかんする研究』(1955年)、『法体系の理論』(1960年)、『自然法思想と法実証主義』(1965年)、その他多数の法哲学関係の著作を発表している。また、『ホッブズからマルクスへ』(1965年)、『ヘーゲル研究――法、市民社会、国家』、『トマス・ホッブズ』(1989年)などの数多くの思想史研究がある。

科学と宗教 対立と融和のゆくえ

科学と宗教 対立と融和のゆくえ

科学と宗教 対立と融和のゆくえ

金子務 監修 日本科学協会 編

AI(人工知能)の急進展により、科学と宗教の関係は新たな局面を迎えている。両者の「対立と融和」の歴史を辿り、未来を展望するための11の視座。

amazonで見る⇒科学と宗教 対立と融和のゆくえ

序 科学と宗教の交錯 金子務
第1部
第1章 世界宗教と科学 伊東俊太郎第2章 キリスト教以前の科学と宗教 山口義久
第3章 ガリレオ裁判の真実 田中一郎
第4章 人類文明史の再構築から 嶋田義仁
第5章 イスラームと科学技術 三村太郎
第2部
第6章 宗教と科学の融和と拒絶 正木晃
第7章 原始仏教における知と信 植木雅俊
第8章 脳と心と無意識 前野隆司
第9章 鈴木大拙・折口信夫・宮沢賢治 安藤礼二
第10章 日本文化における知と技と信 荒川紘
第11章 内村鑑三による科学とキリスト教

特別企画 明治維新150年

特別企画 明治維新150年

①三省堂書店 神保町本店 4階

特別企画 明治維新150年

2018年4月11日~12月31日 開催

②書泉グランデ 神保町店 3階 ボードゲーム古書フェア

2018年04月21日 ~ 2018年05月31日 開催中

③書泉グランデ 神保町店 3階 「映画・特撮関連」古書フェア

2018年04月21日 ~ 2018年05月31日 開催中

同じ階にて開催しております。

 

神保町の三省堂書店と書泉グランデはとても近い距離にありますので、神保町にお越しの際は、ぜひお寄りください。

ヒューム 因果と自然

ヒューム 因果と自然

ヒューム 因果と自然
萬屋博喜 著
勁草書房
2018年3月16日発売中
ヒュームの因果論では、因果関係をめぐる意味論的考察、心理学的考察、認識論的考察の三つが複雑に交錯している。本書ではこの関係を整理して議論の構造を包括的に捉えることで、ヒュームが因果関係を理解するという人間の実践の相において因果関係を解明し、人間の自然本性に根差した科学的探究の論理を構築しようとしていたことを明らかにする。
ヒュームの因果論は、正しく評価されてきただろうか?誤解や偏見を丁寧に解きほぐし、意味論的考察、心理学的考察、認識論的考察が複雑に交錯する議論の構造を包括的に捉えることで、綿密なテクスト読解によってその実像に迫る。

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第一章 合理性と帰納推論
1 帰納の問題と整合性問題
2 帰納推理と帰納推論
3 帰納推理と整合性問題
4 帰納推理の正当化
5 本章のまとめ

第二章 蓋然性と帰納推論
1 ヒュームによる蓋然性の種類の区別
2 蓋然性と確率
3 主観的ベイズ主義解釈
4 客観的ベイズ主義解釈
5 帰納推論の心理学的考察が意味するもの
6 帰納推論の正当化
7 本章のまとめ

第三章 因果性と意味理解
1 ニュー・ヒューム論争の発端
2 懐疑的実在論解釈
3 準実在論解釈
4 意味に関するヒュームの見解
5 準実在論解釈の再検討
6 本章のまとめ

第四章 必然性と精神の被決定性
1 問題設定
2 錯誤説解釈
3 表出説解釈
4 本章のまとめ

第五章 法則性と偶然的規則性
1 偶然的規則性の問題
2 ビーチャムとローゼンバーグの解釈
3 ギャレットの解釈
4 本章のまとめ

第六章 確実性と懐疑論
1 理性に関する懐疑論
2 探究に関する懐疑論
3 探究の「論理」と感情の「論理」
4 本章のまとめ